【バレル編】

8月が終わり9月。まだまだ暑い日が続いておりますが、先日、埼玉県にある長瀞射撃場へ試射へ伺って参りました。写真は100mのシューティングレンジ。訪問目的は空気銃用のスラッグを使った試射とは別に、バレルインデックスの設定と併せながら異なるスラッグを使った体感実験です。
スカウトエアガンズ(エピック及びエボ)のエアライフルのバレル交換作業は非常に簡単に行うことができますので(詳細は最新号のGuns&Shooting Vol.27号をどうぞ)、専用の交換バレルを一緒にお求め戴くお客様も少なくありません。
一方で、バレル交換に際し、バレルインデックスを用いた回転軸を中心とするバレル先端のクラウンの向きを把握しておくと、バレル交換後のゼロインが楽です。
【バレルインデックス】

ゼロイン設定よりも射撃距離が長くなった際(例:50m→100m)、ペレットやスラッグの着弾がスコープ狙点よりも斜め右上、或いは斜め左下といった感じで、"着弾が狙点を中心に上下で纏まらない" といったい経験があるかもしれません。
このバレルインデックスを使った設定は、着弾点が狙点よりも斜め位置ではなく、上位置あるいは下位置で着弾する2つのバレル固定位置(バレルインデックス)を把握しておくことが目的です。
常に同じ距離で射撃を行う場合はあまり気にしなくても大丈夫ですが、スカウトエアガンズ社に限らず、バレルインデックスは知っておくと便利です。
【専用交換バレル】

写真はスカウトエアガンズ社のエボに標準搭載されているバレルインデックス(1-12までの数字部分)。エピックでは手で目印(シールなど)を付けることになりますが、もちろん同じように使っていただけます(*単に指標がバレルに刻まれていないだけの違いです)。
海外の著名なYouTubeチャンネル(Airgun Channelさま)にてエボのバレルインデックスについて丁寧な説明がございますので、興味のある方はぜひご覧ください。