長瀞射撃場100m試射。

令和7年5月、埼玉県の長瀞射撃場にて米国スカウトエアガンズ社の最新型空気銃、エボの試射に伺って参りました。今回の試射目的は、エアライフル用の重量弾スラッグを使い、100mの射撃距離での有効セッティング値について感触を得るためのリサーチです。結論から申し上げておくと、6.35mm, 46.3grの重量スラッグ弾でしたが、エアライフル側の設定さえ詰めれば問題はない距離という感触です。

試射に使用したタマは欧州ポーランド、ARG Slug社製、口径6.35mm用スラッグ、46.3grの重量弾。このタマはRTI-Arms社のモラでは既に試してありますが、スカウトエアガンズ社のエボでは初めてのトライでした。軽量のペレットやスラッグを使った精密射撃と比較すると、重量弾スラッグを用いたエアライフル射撃は空気銃本体の運動能力と精度が試されるため、チャレンジングな試射ではあります。

今回、スカウトエアガンズ社のエボとARG Slug 6.35mm, 46.3gr の組合せにて、埼玉県長瀞射撃場の100mレーンにて実施した試射の様子を動画にてご用意いたしました。初めての試みにしては大変良い感触が得られました。60秒程度のYouTube動画ですのでぜひ。次回はもう少し寄せたグルーピング動画をお届けします。まだまだ発展途上ではございますが、射撃技術の向上に努めて参ります。