Skout Airgunsのエボ

埼玉県の長瀞射撃場にてスカウトエアガンズのエボ空気銃の試射に向け、口径6.35㎜用の空気銃向けスラッグを用意してみました。

 

同じ口径の類似したタマでも(*写真は全て40gr以上)形状は各社みな個性的。

 

左からZAN Projectiles、中央H&N、右側はARG SLUG社製です。H&Nのタマのテール部内側にはうっすらと社名が入っています。

続いてこちら正面の図。比較他社とは大きく異なり、ZAN Projectiles社のタマには空洞といえる大きなホール(穴)がはっきりと見えます。この辺りはパテントも関係しているはずですが、各社特徴を出す必要があります。

 

何かやってくれそう感をその身に纏うタマ。パッケージを含め、シューター/ハンターに使って見たいと思わせる。ユーザーによる射撃は、メーカーが地道に研鑽を重ねたR&Dの成果が試される機会でもあります。

 

【精密な射撃も】

例えば米国製スカウトエアガンズ社の最新型空気銃のエボ。エアライフル側で調整が可能な部分は、HPR圧、LPR圧、ドウェルタイム、バレルインデックスなど。最終的な着弾精度は弾速も鑑みつつ使って見たいタマ(スラッグ或いはペレット)に寄せていくか、空気銃側の設定に合うタマを見つけていくか。それを決めていくのも射手次第です。

 

更に口径、射撃距離と目的に応じ、前述の組合せを射手のレシピで用意することもできる。目盛り或いは指標(インデックス)が各調整機構に設けられている為、だいたいこれくらいかな?といった何となくをシステムから排除することができる点は、エボが狩猟用途だけではなく、ベンチレスト射撃にも向いていると言われる所以かもしれません。

 

スカウトエアガンズ社による米国のエアライフル競技レポートもご紹介してまいりますのでお楽しみにどうぞ。